平和ボケ 2015 11 23

 今回のパリ同時多発テロを受けて、
オランド大統領が「これは戦争だ」と述べ、
フランスのメディアも「戦争行為だ」と主張したことに対して、
日本では、識者の一部が、
「大げさである。戦争と言わない方がいい」とコメントしていますが、
これでは、「本当に平和ボケしている」と言えるでしょう。
 「イスラム国」には、
フランスまで届くミサイルはありません。
戦車を運ぶ手段(揚陸艦)もありません。
 そうすると、どうやってフランスを攻撃するのか。
それが、今回のパリ同時多発テロという手法でしょう。
 テロによって、フランスの主力産業である観光を破壊する。
これは、ミサイルや戦車よりも破壊力があったでしょう。
 フランスには、観光以外に主力産業が多くあります。
こうした主力産業を「テロという兵器」で次々と狙えば、
フランスは瓦解するでしょう。
 「イスラム国」は、
テロによってフランスを怖がらせているのではなく、
「フランス崩壊」が目的です。
 そして、フランスが崩壊すれば、
フランスは欧州文明の中心の一つですから、
「欧州文明の崩壊」も視野に入ります。
「欧州ドミノ倒し」が起こるかもしれません。






















































































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